外科矯正（顎変形症）

歯並びやかみ合わせが悪い原因として、骨格自体に問題があり、矯正だけでは改善が難しい場合は、手術と矯正を組み合わせた「外科矯正」という選択肢もあります。

外科矯正は未来へ
向かう治療

当院では、診断時に外科手術（オペ）まで含めた理想的な骨格と歯並びのゴールを見据え、お顔の輪郭のバランスまで緻密に計算して治療します。

当院での検査・分析の結果、顎変形症の手術が必要と診断された方の手術前・後の矯正歯科治療は保険診療の適用になります。

対象となる「顎変形症」の主な症例

顎の骨の位置や大きさに異常があったり、歪んでいたりする状態を「顎変形症」といいます。外科矯正の対象となるのは、顎変形症と診断された方です。

受け口・反対咬合

下顎骨が上顎骨よりも前方にあるため、下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態です。

小下顎症（出っ歯）

上顎骨に比べて下顎骨がとても小さく、顎の先（おとがい）と首がつながった状態です。下顎骨が上顎骨よりも後方にあるため、上の前歯が下の前歯よりも前に出ています。

歯の中心がズレている・左右差（偏位）

上顎骨と下顎骨の左右のずれにより、上下の歯の中心が合わない状態です。

開咬（オープンバイト）

上の前歯と下の前歯の間に隙間があり、上下の前歯がきちんとかみ合わない状態です。

外科矯正への的確なアプローチ

当院の院長 真岡謙介はこれまでに多くの外科矯正の症例と対峙し、たゆまず研鑽を積んでまいりました。お一人ずつに合わせた的確な治療をおこなうと同時に、治療内容やリスクについても分かりやすく丁寧に説明します。

保険適用で費用が抑えられる

当院は、顎変形症等の外科矯正に保険で対応できる「顎口腔機能診断施設」です。外科矯正で保険が適用されるため、通常は自費診療でおこなう歯列矯正と比較すると、大きく費用が抑えられ、患者様の経済的な負担を軽減できます。

患者様の不安に寄り添う

外科矯正は「手術を伴う」という点で、ご心配も多いことと思います。患者様の不安に寄り添い、きめ細やかにサポートしてまいりますので、まずはお気軽に初診カウンセリングをご予約ください。

骨格そのものを治療できる

骨格自体に問題がある場合は、矯正装置の使用だけでは限界があります。手術を伴う外科矯正を受け、骨格そのものを治療することで、お顔の輪郭などのお悩みを根本的に解決できます。

正しいかみ合わせが確立する

上下の歯がきちんとかみ合うことで、歯や歯茎にかかる負荷も少なくなるため、健康な歯が長持ちします。また食べ物をよく噛めるようになるので、食事のストレスが減り、胃腸への負担も減らせます。

輪郭が整う

上下の顎の骨の位置やバランスを調整することで、お顔の歪みが改善され、顔の輪郭が整います。口元やフェイスラインがすっきりします。

見た目などのコンプレックスを解消できる

顔立ち（輪郭）や歯並び、発音の悪さをコンプレックスに感じている方は、外科矯正を受けることで、笑ったり、人前で話したりすることが辛くならず、気持ちが前向きになります。

通常の歯列矯正と比較した、外科矯正のデメリットをご紹介します。

手術・入院が必要

日帰り手術はできません。全身麻酔で手術を受け、10日～２週間程度の入院になります。そのため、入院期間中は学校やお仕事をお休みする必要があります。

保険適用の場合は矯正装置が選べない

レントゲンや写真、模型などをもとに治療計画を立案します。計画した歯並びとかみ合わせになるよう、治療計画に合わせて的確に歯を移動させることができます。

通常の歯列矯正と比較した、外科矯正のデメリットをご紹介します。

外科矯正にかかる期間は、初診から治療完了までのトータルで３年半～５年ほどが目安です。

当院では保険適用で外科矯正をおこなっています。骨格そのものを治療することで輪郭などの見た目のお悩み、痛みなどの不具合の解消を目指す治療です。

手術・入院をともないますが、当院では患者様の不安な気持ちに寄り添いながら、きめ細やかにサポートします。お悩みのある方は、ぜひカウンセリングをご予約いただき、お気軽にご相談ください。